夕食にグラタンを作りました。
ミートソース+ホワイトソース+ショートスパゲッティに
とろけるチーズを載せて焼いただけのシンプルなものです。
学生時代に京都市街地の柳馬場通にあった
小さなお店のメニューを思い出して。
バイト先の近所だったので時々仲間と行ったのです。
もういまはないのですが、何年かごとにふと思い出すお店で。
店名で検索してみるとお客さんが思い出をつづったブログなどが
いくつか出てきたので、
それを参考にしながら自分の記憶も加えて作ってみました。
グラタンは、ミートソースのみの「赤」、
ホワイトソースのみの「白」、
両方が半分ずつ入った「赤白半々」の3つのメニューがあって
私はいつも「赤白半々」。欲張りなので 笑。
チーズの下は多分こんな感じかな?
物静かな店主のおじさんが一人で経営していたお店。
私はぼんやりした記憶しかないのですが
いつも店内にはFMがうっすら流れていて
時々おじさんが鼻歌を歌っていた、なんて書いている
お客さんがいたんです。
当時はこの仕事に就くとは思わなかったけれど、おじさんが
ラジオ好き・音楽好きだったのが何だか嬉しい。
こぢんまりしていて、静かで、
不思議な魅力にあふれた空間でした。
あの雰囲気はうまく言葉にならないんだよなぁ。
もうあのお店のグラタンは幻になってしまったので、
私の「赤白半々」をこれから育てていこうかな。
と、自分のイマイチなグラタンを食べながら思う夜です。