わずかなことでも。

高寺直美

2011年03月19日 14:04

「Saturday D」へメッセージを届けてくださった皆さん
ありがとうございました。
お知り合いが被災された方、買い占めに憤っていらっしゃる方、
義援物資を寄せたいとお考えの方…
様々な立場やお考えから、それぞれ真剣な思いを
綴っていただきました。

そして番組中に伊織さんからレポートが入りました
JR長野駅の「ラジオを贈ろうプロジェクト」にも
たくさんのラジオをお寄せいただいているようでした。
その数はきっと今も増え続けているはずです。



「いま私たちができること」、
いま苦しんでいる方々に対して
即効性のある大きな支援は個人レベルでは難しいけれど
ほんの小さなことでも積み重ねることで、
間接的に被災地に役立つことができると思います。

例えば「節電」。
電気自体は各電力会社が最大限被災地に送電しているそうなので
私たちが節約した分が直接「電気」という形で被災地に
すぐ届くわけではありませんが、
間接的な形で被災地に貢献できるとか。
節電することで火力発電に使用する燃料の削減になります。
(※参考:松本市役所HP「市民の皆様へ」)

その分の燃料が回りまわって被災地の方々へ
少しでも多くの石油製品を届けるという結果に
繋がる可能性がありますよね。
その効果を目で見たり実感することは難しいですが、
私も改めて節電を心掛けています。
また、節電して浮いたお金を義援金にあてる、
なんていうこともできますね。

(↑FM長野でも節電、実行しています!)



また、長野県庁や各地方事務所、
松本市役所(※3/19~3/20のみ)などでは義援物資の
受付もしています。
物資の品目や量(箱単位でないと不可など)には
受け入れ先によってルールが設けられています。
事前にホームページなどで確認の上、
指定された内容を守ってお持ちいただくようお願いします。
「役に立つ物なら何でも送りたい!」と
お思いの方も多いとは思いますが、
「新たに購入してまで送る」のは逆に
様々な方々にご迷惑になる場合があるので避けてください。



災害の支援は「継続」が大切になってきます。
あくまで、自分のできることを、無理のない範囲でやっていきましょう。