1か月。

高寺直美

2020年08月18日 16:12

俳優の三浦春馬さんが亡くなられて今日でちょうど1か月。
あまりにも突然の報に、自分でも驚くほど喪失感がありました。
ものすごーく大ファン、というほどではなかったつもりなのに。
周りでも同じようにショックを受けていた人、多かったです。
先週土曜日に放送されたドラマ「大地の子」は、録画したものの
まだ見ることができずにいます…。

三浦さんが演じた役で最初に頭に浮かんだのは
大河ドラマ「おんな城主 直虎」の井伊直親。
幼少期を高森町で過ごした人物なんですよね。
県内にゆかりがあることもあって、親しみを持って見ていました。
爽やかすぎる笑顔が眩しかったなぁ。


いま、そんな三浦さんの、雑誌の連載をまとめた本を読み始めています。



全47都道府県に足を運び、ものづくりの現場を取材した内容です。
まだ長野県内での取材ページと
巻末のロングインタビューしか読んでいませんが、
『真摯』という言葉がこんなにもしっくりくる人がいるんだろうか、と。
仕事への姿勢、未来への思い、まっすぐな気持ちが
これでもかというくらいに伝わってきます。
彼が生み出す作品をこれからも見たかった。
残念ながらそれはもう叶わないので、
残してくれた作品をしっかり味わわなくては、と改めて思いました。
このインタビューは折に触れて読み返してしまいそうだな…。

少しずつ、大切に、読み進めるつもりです。