春の風物詩。
昨夜は松本市の重要無形民俗文化財、
「島内の鳥居火」という伝統行事を見ました。
本来は14日から16日の3日間行われるものなんですが、
14日が雨だったせいか、昨日2日分まとめて行われていたようです。
鳥居火は何年か前に取材させていただいて以来
身近に感じるようになった行事。
京都でお盆に行われる大文字焼きのように、
遠くから見ると山に火で作った文字が浮かび上がります。
「鳥居」「大」「一」の3文字。
これは1日目の担当の地区が作る文字です。
2日目担当、3日目担当の地区がそれぞれあり、
文字もそれぞれ違うんですよ~。
この山は通称”鳥居火山”と言われているのですが、
斜面が本当に急で、激しく燃えるたいまつを持って移動しながら
人文字を作るのは至難の業!
取材に行って実感しました。
それでも毎年美しく文字が浮かび上がる様は見事です。
文字ができるとたいまつをぐるぐる回しながら
大きな声を出す様子は、麓で見ていてもしっかりわかります。
これも松本平に春を告げる風物詩の1つ。
今年は今日が最終日。
チャンスがあったらぜひご覧ください♪